2014年3月12日水曜日

P2P探訪 WebRTC用、SDP交換サーバーを作ってみた。〜WebSocketで転送する〜

続きです。
WebSocketを用いて、SDPデータを転送する機能を実現しました。


[コネクションを維持して任意のタイミングで通信]

通常、ブラウザーでサイトにアクセスする場合、ブラウザーは必要なデータをダウンロードすると、コネクションを切ります。

コネクションが切れてしまうと、サーバーからクライアントへメッセージを送信する事ができません。
なので、以前は、ホームページの表示完了後、少し時間がたってからサーバーから何かしらのPush通信を受けると行った事が出来ませんでした。

しかし、WebSocketが誕生しこの状況はいっぺんします。
WebSocketを使った場合、サーバーとクライアントのコネクションはクローズされず、維持し続けます。これによって、サーバーから、クライアントへメッセージを送信する事ができるようになりました。

WebSocketを使えば、任意のタイミングで、サーバーとブラウザーが通信できます。
この機能を利用すれば、容易にSDP交換サーバーの実現することができるでしょう。

[SDP交換サーバーの役目]


SDP交換サーバーの役目は、(a)Peerの存在を他のPeerへ伝える事。そして、(b)SDP情報を、Peer同士で交換できるようにする事です。

今回作成した、SDP交換サーバーでは、以下の機能を実装しました。
[1]  Peer全体にメッセージを送信する。
[2] 指定したUUIDのPeerへメッセージを送信する。


あたらに加わったPeerが、「[1]の機能」を用いて、p2pネットワーク全体にUUIDを送信すれば、「(a)の目的」を果たす事ができます。
また、P2P接続を確立したい場合、「[2]の機能」を用いて、他のPeerへ自身のSDPを送る事ができるでしょう。


[実装]

nodejsを使って実現しました。
https://github.com/kyorohiro/HelloWebRTC/blob/master/signalServer/signalserver.njs


    // httpサーバーを立ち上げる
    this.mHttpServer = HTTP.createServer(function (req, res) {
          ...
    }
    // websocketサーバーを立ち上げる
    this.mWsserverSocket = new WSServer({httpServer: this.mHttpServer});
    this.mWsserverSocket.on('request', function(req){
          ....
          ....
       // 受け取ったメッセージを解析して、転送する。  
       if(messageType === "unicast") {
       var v = {}
            v["_contentType"]    = contentType;
            v["_content"] = content;
            v["_to"]      = to;
            v["_from"]    = from;
           //[1] Peer全体にメッセージを送信する。
            _own.uniMessage(to, JSON.stringify(v));
       } else if(messageType =="broadcast") {
             var v = {}
             v["_contentType"] = contentType;
             v["_content"]     = content;
             v["_from"]        = from;
             //[2] 指定したUUIDのPeerへメッセージを送信する。
             _own.broadcastMessage(JSON.stringify(v));
       } 
    });


[次回]

続きを書きます。クライアント側の解説をもう少しします。それが終わったら、各Peerにもこの機能を持せたサンプルを提供します。
余裕があれば、それを土台に主だったDHTを、WebRTC上で実現できるか検証してみます。




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