そろそろ、Applet上で動作するデモができそうです。 試してみて解ったことが結構ありました。
そこで、学習したしことを、epub形式でまとめています。http://p.booklog.jp/users/kyorohiro
やる気スイッチが入らないので、書きかけの物をさらします。
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最初のメッセージ
TorrentクライアントはHandShakeが完了すると、次に 自分の持っているデータの相手に通知します。またデータを配信する場合、相手にデータを配信する意図がある事を伝えます。
どのデータを持っているかをBitfieldとして渡す。
最初に送信するメッセージはBitfieldです。自分がどのようなデータを持っているかを相手に知らせます。
データを分割して管理している
Torrent方式ではデータを分割して管理しています。 分割する単位はTorrentファイルに記載されておりTorrentネットワーク内で分割単位を共有しています。実際に分割したデータをPieceと読んでいます。通常、Pieceは「16KB」「32KB」「64KB」「128KB」「256KB」といった単位で分割されます。
分割したデータには、1番から昇順に番号が降られます。例えば、160KBのデータを16KBで分割する場合、「0-16KB」までのデータを1番、「16-32KB」までのデータを2番、...「152KB-160KB」までのデータを10番と行った感じで番号が降られます。
データをBitfieldで渡す
データを持っている場合は1。持っていない場合は0が設定します。例えば、160KBのデータを16KBで分割する場合、例えば、1番目のデータを持っている場合、「0x80 0x00」のようなバイトデータになります。 1番目と10番目のデータを持っている場合は、「0x80, 0x40」とったバイトデータになります。
以下のようなフォーマットで送信されます。
- 0-4バイト1+Bitfieldのサイズ
- 4-5バイト5
- 5- Bitfieldの生データ(byte単位)
具体的に、 メッセージとして「0x00, 0x00, 0x00, 0x03, 0x05, 0x80, 0x40」のようなバイトデータを送信します。「0x00, 0x00, 0x00, 0x03」がメッセージのサイズ、「0x05」が識別子、「0x80, 0x40」が持っているPieceの情報です。
相手にデータを配信する意思があることを伝える
データを配信する意思があることを相手に伝えます。Torrent方式ではデータを配信する意図を示した端末のみデータを配信してくれます。
データ配信する意図を示す(unchoke)
具体的には、unchokeメッセージを送信します。このメッセージを受け取ると相手のクライアントからrequestメッセージが呼ばれデータの配信が開始されます。
unchokeメッゼージは以下のようなフォーマットです。
- 0-4バイト目1
- 4-5バイト目1
具体的には、「0x00, 0x00, 0x00, 0x01, 0x01」のようなバイトデータを送信します。