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KyoroText で使用されている技術 その8



その7の続き...


[小課題] SurfaceViewでEditorを作る。その1 
- 未確定文字と確定文字について


 確定文字と未確定文字の扱いについて説明します。

 日本語を入力する場合、一旦、「ひらがな」を入力した後で、「漢字」に変換します。この変換される前の状態を
「未確定文字」、変換後の状態を「確定文字」と呼ぶことにします。

 例えば、「お腹が空いた」と入力したい場合、
 1. 「おなかがすいた」と未確定文字を入力
 2. 「お腹が空いた」と確定文字に変換
 となります。


 APIの流れを見てみましょう。
   1. IMEアプリ : フォーカスがあるViewから、InputConnectionを取得する。
   2. IMEアプリ : InputConnection#setComposingText("おなかがすいた", 1);
   3. Editor    : 未確定文字をユーザーに表示
   4. IMEアプリ : InputConnection#inputCommitText("お腹が空いた", 1);
   5. Editor    : 確定文字として、テキストを更新


[サンプル]
 - 上記シナリオをInstrumentationで記載しました。ログを仕込めば、APIの流れがわかります。
  https://github.com/kyorohiro/KyoroSamples/blob/master/KyoroSampleSurfaceViewEditor/src/info/kyorohiro/samples/android/test/CheckForComposingText.java



[PS]

 -  setComposingText()、inputCommitText() で渡されるテキストについて 
  setComposingText()、inputCommitText() で渡されるテキストはCharSequenceです。
  Spannable装飾ありのテキストが渡さることがあります。

  例えば、「<|>」をカーソルとします。「おなかがすいた」と入力した後で、
 「おなか」だけを変換したい場合、以下のようなシナリオになります。
 1.「おなかがすいた<|>」と入力
  2.「おなか<|>がすいた」と移動
  3.「お腹<|>がすいた」と変換
  4.「お腹がすいた<|>」と確定する。

  ほとんどの場合、この時のカーソル位置は、Editor側のカーソルではありません。
  IMEのものです。装飾ありのテキストを使用して表現されます。
  例えば、  「おなか<|>がすいた」は、「おなか」の部分の背景色をグレーにするとかしています。

  ※ このような変換処理は、IMEアプリ側がやってくれるわけですが、
     Editor側は、装飾情報を解析して、ユーザーに表示してあげる必要があります。


 -  setComposingText()、inputCommitText() で渡されるnewCursorPositionについて
Editor側のカーソル位置を表しています。
 * 0 の時、「<|>お腹がすいた」
 * 1 の時、「お腹がすいた<|>」

となります。




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