2012年12月19日水曜日

KyoroText で使用されている技術 その3


[課題] 自動テストにどのフレームワークを使用しよう? 

作成したプログラムを検証するのに、UnitTestを書くのはもちろんのことです。しかし、加えて、ユーザー操作を必要とするシナリオも自動化したくなるかも知れません。そんな時はどうすれば良いでしょうか? Unitテストでユーザー操作のシナリオも実行できるのでしょうか? 
ユーザー操作が必要なテストは、テスターを雇ってテストを実施してもらうのはどうでしょうか? 個人で趣味で作っているような, アプリでは無理そうですね。でも、一定の品質があることを確認してからリリースしたい。そう思いませんか 

KyoroTextで採用しようとしている方法を紹介します。 


[選択できるカード] 
  そんな時は、自動人形に実施してもらえばよいのです。 今時の携帯端末は、ユーザー操作もUnitテストでかけるのです。 
  - InstrumentationTestCase 
  - Robotium 
  - NativeDriver 
  - MonkeyRunner 
などあります。 

  今回は、「InstrumentationTestCase」「Robotium」「NativeDriver」について、簡単な解説を行った後で、KyoroTextで採用した方法を紹介します。 


[Instrumentation] 
  Androidでは、ユーザー操作をプログラムで書くためのクラスが提供されています。「Robotium」「NativeDriver」もこのクラスを使用しています。 
例えば、 
  - 上下キーを押す。 
  - 画面をタップする。 
といったことができます。 


[Robotium] 
  Selenimという、ホームページをテストするためにツールを参考にしてつるられたテストツールです。Android sdk で 提供されている AndroidInstrumentationTestCaseを使用してテストシナリオをかきます。 
基本は、Android Sdkで提供されている機能を、簡単にラッピングして使い勝手を良くした。のと、SeleniumライクなApiを実現するために、ひと工夫したApiが提供されています。 

[NativeDriver] 
  Seleniumの正当な派生物でありGoogleが提供しているテストツールです。androidだけでなくiOSなどもテストターゲットにはいっています。Selenimとコンパチな開発環境を提供しており。Ruby javascriptなどのJava以外の言語でテストが書けます。 
NativeDriverは、自前のサーバーをandroid上で動作させています。Rubyやjavascriptで書かれたシナリオから送られてくるテキストデーターを逐一解釈してInstrumentationを通してandroidアプリ操作します。 

[NativeDriver と Robotiumの違い] 
   - Robotiumは、Seleniumっぽい何かだが、NativeDriverはSeleniumそのもの。 
   -  Robotiumは同一プロセス上で動作しているので、直接テスト対象のアプリのクラスにアクセスできるが、NativeDriverはSeleniumでサポートしている範囲の事のみ、アプリのクラスに直接アクセスできない。 
   -  Robotiumのコードはシンプルで量が少ないが、NaiveDrivermはSelenium化のためのコードが、多くを占めていて、コード量が多い。 




[KyoroText選択] 
KyoroTextでは、Robotiumのコードから使用したいエッセンスを取り出して。自前のテストフレームワークに追加していく方法をとっています。 
NativeDriverが、Seleniumの正当な拡張であり、なおかつ、Android OS を提供しているGoogleから出ているテストフレームワークであることを考えると。 ※ WEBアプリやIOSでも使用できる優れもの!!! 
Robotiumの存在が弱くかじる方がほとんどではないでしょうか。RobotiumにGoogleみたいなモンスター企業がバックにないぞ。大丈夫か?と考えるのが正常な人の判断です。 


私がNativeDriverを選択肢なかったのは、「NativeDriverはSeleniumの正当な派生物であるがために、融通がきかない。」という理由からです。また、Robotiumの方がコードがシンプルで量も少なく、簡単に理解できます。 


でも今後の互換性は大丈夫か、「きちんと最新の環境にすぐに対応してくれるのか?」と不安を覚えるかも知れません。「Google様がなんとかしてくれるはずだ!!」という考え方もあるでしょう。 
または、私のように、「最悪自分で何とかできなきゃダメなんだ」と考えるのもありです。 
どちらも、イケてる判断です。 

※よく、他のブログなどでは、非公開APIを使っているRobotiumの互換性は将来的には不安だ!と情報が流れていたりしますが、NativeDriverも、非公開APIを使用していますよ!! 

Google様がサポートし続けるなんて保証はありません。ならば自分が即座に対応できものを使用しようと考えました。 
ならば、シンプルで、融通がきくRobotiumがだんぜん良さそうです。 

たぶん次回のネタ

 KyoroTextは、画面を無限分割する事ができます。とても便利です。
 どのように実現したのか?分割方法としてどんな候補があったのか?
 紹介します。

0 件のコメント:

コメントを投稿